
自ら未来を切り拓き 多様な人々と響き合う 豊かな社会の創り手の育成 「~つながり・学び合い・とどける活動を通して~」
島根県小学校長会長 片寄 泰史(松江市立内中原小学校)
一 はじめに
今年度のスタートにあたり、島根県小学校長会長として、会員の皆様にご挨拶を申しあげます。
皆様ご承知のとおり、今、私たちが立つ教育の最前線は、予測困難な変化の荒波の中にあります。生成AIの急速な普及、グローバル化や少子高齢化の進展による地域社会の変容など、学校を取り巻く環境はかつてないスピードで塗り替えられています。こうした不確実な社会において、未来を担う子どもたちの学びを保障し、その命を預かる校長としての責任は極めて重くその重圧を感じておられる校長先生方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、私たちは決して一人ではありません。島根県校長会は、諸先輩方が「連携・協働」をスローガンに掲げられ、会員相互が情報共有・連携を大事にしながら、「仲間」として繋がり歩んでこられました。今年度、本会はその伝統を継承しながら、新たなスローガンを掲げました。
二 新スローガン:伝統の継承と新たな価値の創造をめざして
本年度より、全連小の次期スローガンも視野に入れつつ、新スローガン「自ら未来を切り拓き 多様な人々と響き合う 豊かな社会の創り手の育成 ~『つながり・学び合い・とどける』活動を通して~」を掲げました。これは、子どもたちが、不確実な時代を自分自身の可能性を信じ、他者と共鳴しながら新たな価値を創造し、持続可能な未来を築く主体者となることをめざしています。この理念を具現化する具体的な方法論として「つながり・学び合い・とどける」という三つのアクション基盤を昨年度に続いて活動の柱に据えます。
三 今年度の重点取組:組織の活性化と「見える化」
会員の研鑽を「しまねの子どもたちのウェルビーイング」へと還元するため、以下の三点に重点化します。活動の「見える化」:全連小や中国地区校長会、県理事会の有益情報を県校長会HP等で共有し、学校経営判断に寄与したいと思います。縦横の「連携強化」:全国や中国地区の研究大会や理事会へ参画して会員の声を届け、逆に広域的な知見を県校長会へ還元します。「対話型」理事会:県理事会を「報告」だけでなく「対話」の場へと転換し、情報交換を活性化します。
四 結びに代えて
校長同士が学び合い高め合う姿は、必ず教職員や子どもたちの豊かな学びと幸せに繋がると共に会員相互の連携を深めていくことになると考えます。
本会の活動が、各学校の充実と島根の教育の発展に寄与することをめざします。より一層のご協力をお願いいたします。